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2020.03.26 Thursday

新型コロナウイルス感染症 診療の手引きより

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    数日前に、いなべ医師会より「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第1版」を配布いただきました。テレビをはじめ、コロナウイルスに関する情報があふれていますが、3月6日までの情報をもとに3月17日発行されたもので、比較的新しい情報かと思います。周知の事実も多いですが、重要なところをまとめてみました。

     

     

     

     

    <感染経路・潜伏期>

    ・飛沫(唾などのしずく)感染が主体であり、他人との接触が多かったり、換気のない環境で感染しやすい。

    ・潜伏期は1〜14日間、暴露して5日程度で発症することが多い。

     

     

    ・発症時(症状が軽くても)から、感染力が高い。

    ・咽頭よりも鼻腔からウイルスが多く検出される。

    ・コロナウイルス全般は冬季に流行することが多いが、今回の新型でも当てはまるのか不明

     

     

    <臨床像>

    ・初期症状は、風邪やインフルエンザに似ており、区別が困難。重症化するとしたら発症から1週間程度。

    ・40歳代まで重症化は少なく、50歳代から致死率が高くなる。中国での患者44672人のデータからは、80代はの致死率は14.8%にものぼる。

     

     

     

     

    <画像所見>

    ・症状がなくても、胸部CTで所見を認めることが多い。武漢市の患者81例のうち、軽症も含め79%にCTで陰影を認めた。

     

     

     

    <診断>

    ・疑いのある者は、帰国者・接触者相談センターに電話相談し、体制が整った病院の帰国者・接触者外来へ案内される。そこで医師が必要と認めた場合に喀痰や鼻咽頭ぬぐい液を採取し、PCR検査が行われる。

     

     

    <治療>

    ・画像などで肺炎が疑われる場合は、まずは細菌性肺炎として、抗菌薬治療を行う。コロナウイルス感染に細菌性肺炎が合併することもある。注意深い全身管理が必要で、状態悪化時には、酸素吸入や人工呼吸器装着が考慮される。

    ・治療効果が確認されている抗ウイルス薬はない。ただ、インフルエンザやHIVに対する抗ウイルス薬に治療効果があるという報告もある。現状、重症者や基礎疾患のある患者に、それらの薬が、適応外で使用されることがある。

     

     

     

     

     

    <院内感染防止>

    ・唾液・鼻水、くしゃみ・喀痰などの体液が、眼や口に入ることで感染すると考えられているため、標準予防策に加え、接触予防、飛沫予防対策が必要である。

    ・コロナウイルスは熱・乾燥・エタノール・次亜塩素酸ナトリウムによる消毒効果が期待できる。

     

     

     

    以上、簡単にまとめてみました。日本政府も住民も頑張っていますが、ここ数日でも日増しに感染者が増え、封じ込めできないところまで来ているのかもしれません。いよいよ身近に見かけるようになるかもしれず、上記の内容をしっかり心に留めておきたいと思います。

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