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2020.02.09 Sunday

胃ろう栄養の種類

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    昨日は胃瘻のお話をしましたが、胃瘻から注入する栄養剤にはいろいろな種類があります。栄養成分や粘度が異なっており、栄養状態や下痢の状態に応じて、種類を使い分けることもあります。

     

     

    また、栄養剤には「ラコール」や「イノラス」といった薬品扱いのものもあります。医師が処方箋を書いて薬と同じように手に入るのですが、患者さんからすると1割負担や3割負担で済みます。しっくりいくのであれば、それに越したことはありません。

     

     

    ただ、下痢や嘔吐が多い場合は、数々の種類が用意されている食品タイプの栄養剤を試すことになります。こちらは、患者さんが自分でドラッグストアやネットで購入することになります。

     

     

    先日も下痢が続く胃瘻患者さんがいたので、”下痢にやさしい”とふれこみの栄養剤を取り寄せてみました。

     

     

     

     

    まず明治さんから出ている「YH(ワイエイチ)」という製品。乳酸菌の発酵成分を配合しており、タンパク質が消化・吸収されやすくなっています。結果、下痢が減るというしくみ。

     

     

     

     

    続いて、大塚製薬さんの「ハイネイーゲルLC」。こちらは食物繊維ペクチンが配合されているため、胃の中で酸性になると、液体からゲル状に変化。結果、腸内をゆっくりと進み、消化・吸収がしっかり行われ、下痢が減少するとのことです。

     

     

     

     

    どちらもなかなかよさげですが、患者さんに勧めてみたいと思います。購入すると「YH(300kcal/300ml)」、「ハイネイーゲルLC(300kcal/375ml)」とも、一袋おおよそ400円程度。1日3回注入すると1200円、1か月で36000円ほどの負担となります。ラコールなどの薬品にくらべると高いですが、普通の人の食費と、そうは変わらないかもしれません。

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