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2018.08.28 Tuesday

高齢者の運転免許更新

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    ある70歳の訪問診療をしている患者さん。最近、足腰が弱ってしまい、車の運転をしていないのですが、来年が免許更新の時期だとのこと。

     

    「70歳以上では、実技試験があるそうだから、もう更新できないかもしれない。返上しようか悩みます」と言われました。

     

     

    調べてみると、確かに70歳以上では更新前に高齢者講習を受ける必要があります。

     

    内容は、動体視力検査、そして実際に車を運転して、指導員からアドバイスを受けるというもの。ただし、これは試験ではなく、あくまで講習。多少危なっかしい人でも受ければ修了となり、免許更新されるそうです。

     

     

    甘いと思われかもしれませんが、75歳を超えるともう少し厳しくなり、高齢者講習の前に認知症検査が加わります。ここで「認知症のおそれがある」と判定されると、専門医師の診断書提出を求められ、「認知症」と診断されると免許失効となるそうです。

     

     

     

     

     

    埼玉県の例を見ると、75歳以上の更新希望者・約10万人が認知症テストを受けた結果、「認知症のおそれがある」と判定されたのが2000人程度、そして最終的に免許失効・取り消しになったのは50人程度であったそうです。

     

     

    かなり緩いように思いますが、確かにどの程度の能力だったら事故は起こしにくいなど、線引きをするのは難しいところ。

     

     

    むしろ、免許更新時にこのような長時間の試験を課すことで、高齢者に「面倒臭いし、結果に自信がないから、免許を返納しようか」という気にさせる目的もあるようです。前回の記事(運転免許の自主返納)で、免許返納が増えたというのは、こういう事情もあるのでしょうね。

     

     

    まあいろいろな議論がありますが、もうすぐ完全自動運転の時代になれば、解決されるのかもしれませんね。

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