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2018.07.12 Thursday

20年ぶりに新薬「ネイリンカプセル」登場! 爪水虫

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    昨日に引き続き、本日は「爪水虫(爪白癬)」のお話です。

     

     

    在宅の現場でも非常に多い爪水虫。先日は、1日で訪問した患者さん10人のうち、8人がそうでした。

     

     

    本人にとっては「痒い」なども症状もなく、見栄えが悪いだけ。そもそも現状で確実に治せる治療がないため、よほどの治療希望がなければ放置するのが普通でした。しかし、悪化すると変形により痛みや感染を伴うことも。

     

     

    それが、この夏に20年ぶりの新薬が発売されることとなり、このタイミングでもう一度、爪水虫の治療を考え直す必要があります。

     

     


     

     

    突然ですが、爪が完全に生え変わるにはどれくらいの月日がかかるでしょうか・・・・

     

    正解は、手の指で「半年」、足の指で「1年」です。

     

     

    仮に爪の水虫を完全に倒すことができたとしても、変形した爪は元に戻りません。完全に正常な爪を取り戻すためには、足の場合なら、少なくとも1年の歳月がかかるわけです。

     

     

    最近の爪水虫の治療には「ルコナック」、「クレナフィン」といった「爪に塗る薬(外用薬)」が使われることが多いです。しかし、これらを使用しても治癒する確率はせいぜい15%ということです。

     

     

     

     

     

    外用薬で少しでも治療効果を上げるためには、「白癬菌が爪の表面に分布しているケース」を見極めて、使用する必要があります。場合によっては、表面を削ってから塗ると、より効果があるそうです。

     

     

     

     

     

    そもそも、爪白癬のように見えても違う病気のこともあります。例えば、全ての指の爪が変形している場合は爪水虫とは違うことも多く、一方で左右非対称や一部の場合は爪水虫であることが多いそうです。結局、確定するには、実際に菌を顕微鏡でみる「顕鏡検査」が必要となります。

     

     

    そんな、治療の難しい爪白癬ですが、この夏に20年ぶりの経口新薬「ネイリン」が登場します。1日1回を3か月内服すると、爪が生え変わる1年後に「完全治癒している確率60%」と、段違いの有効性だそうです。完全治癒と行かなくても、94%が改善するとのこと。

     

     

     

     

    非常に期待できる薬ですね。見栄えを気にする若い患者さんや、巻き爪に苦しむ方には積極的に勧めてみようかと思います。

     

     

    日頃、軽視されている水虫。今回、最新の情報を知ることができました。実り多き勉強会でした。

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