<< 未亡人への訪問診療 | main | 「nord(ノール)」でディナー >>
2020.10.15 Thursday

リハビリの中止基準

0

    先日、理学療法士の方より、ある患者さんに対して、リハビリを行ってよい血圧などの基準を教えてほしい・・と相談を受けることがありました。その患者さんは、ふだんから血圧の変動が大きく、運動中は特に大きく上昇することがあるということです。

     

     

    正直、運動中の数値についてどれくらいか安全か、という知識はあまり持ちあわせておりません。そもそも、ここまでの値なら安全でそれ以上は危険、などと数字で明確に言えるはずがありません。

     

     

    「本人が平気な顔をしていたら、多少数値が変動していても大丈夫ではないか」と言いそうになりましたが、リハビリの中止基準として、「アンダーソン・土肥の基準」というものがあると教えていただきました。

     

     

    一部を抜粋すると

    リハビリを行わない方が良い場合

    ・収縮期血圧200以上

    ・拡張期血圧120以上

    ・安静時で脈拍が120/分以上

    ・運動時からすでに動悸・息切れがあるもの

     

     

    運動中、リハビリを中止(終了)すべき場合

    ・収縮期血圧が40mmHg以上、もしくは拡張期血圧が20mmHg以上上昇した場合

    ・脈拍が140/分を超えた場合

    ・中等度の呼吸困難、めまい、嘔気などが出現した場合

     

     

    運動をいったん中断し、回復を待って再開すべき場合

    ・脈拍が30%増えた場合。

     ただし2分間の安静で10%以下に戻らない場合は中止、もしくは軽いメニューへ切り替えること

    ・脈拍が120/分を超えた場合は、それ以下になるまで休む

    ・1分間に10回以下の期外収縮(不整脈の一種)が出現した場合

    ・軽い動機・息切れが出た場合

     

    非常に分かりやすいので、とても参考になります。ただ血圧、脈拍は人によって元の値が違いますし、年齢によっても許容できる変動範囲が違うはず。

     

     

    よって全ての人にそのまま当てはめるのは危険ですが、こちらの基準をもとにしながら、その人の状態に応じてアレンジしていけばよいのかと思います。

    コメント
    コメントする








     
    Calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << October 2020 >>
     
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM