2020.06.26 Friday

消毒液の優先供給スキーム

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    昨日、ふだん物品を購入しているアスクルより、段ボールが届きました。何か注文したかなあ、と思って中を開けると、資生堂の消毒液が4本ほど詰まっていました。確かに注文した覚えはありません。

     

     

     

     

    よく見ると、段ボールに優先供給というシールが貼ってありました。同封の紙によると「国による優先供給スキーム」に基づいて、都道府県がアスクルに発注し、小規模診療所に届けているものだそう。当然、当院の負担はありません。こんな制度があるのですねえ。

     

     

    また同じ日の夕方、いなべ市役所の方が、手作りマスクを職員の人数分届けてくれました。かわいい“うめぼーや”のプリントが入った素敵なマスク。耳にかけてみると少しゆるいですが、そこは手づくりだけあって、ひもの結び目をいじって短く調整できます。

     

     

     

     

    本日の訪問診療で早速着用しましたが、東員町の事業所の方が羨ましがっていました。いなべ市の医療関係の事業所に配られているのでしょうか。

     

     

     

     

    消毒液といいマスクといい、有難いお話です。今後も感染対策に気を配っていきます。

    2020.04.22 Wednesday

    コロナウイルスの風評被害

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      本日はいなべ総合病院へ行ってきましたが、こちらでも風評被害に悩まされているようです。報道を見ても、全国的に感染者へのバッシングが起こっており、最近では感染者の家が投石や落書きの被害を受けたというものもありました。

       

       

       

       

      三重県内では感染者がまだ40名強ということもあって、感染者が出るたびに、その性別・年代などの情報が公開されているわけですが、特に医療機関へ勤務している場合は、バッチリその医院名まで公表されてしまいます。

       

       

      濃厚接触者に名乗り出てもらうためには有益な情報公開ですが、感染者を責める風潮の中では、本人や勤務先が不憫すぎるように思います。結果として、勤務先が休業するのは仕方ありませんが、仮に2週間で完治したとしても、悪評が長らくついてまわり、ほとぼりが冷めるまで営業再開できないのではないでしょうか。そうなれば倒産にいきつく可能性が十分にあります。また、近隣の同業他社でも利用者が大きく減っているとも聞きます。

       

       

      現時点では、コロナウイルスの健康被害よりも、公表されることによる風評被害の方が大きいのではないか、とさえ思ってしまいます。

       

       

      軽症なのに病院へ行ってはいけませんが、発覚を恐れて重症なのに病院へ行かない、という人が今後出るかもしれません。最近でも心肺停止で病院に運ばれた人が、後からコロナウイルス感染と分かったケースがありましたが、自宅で粘り過ぎて同様なことが起こる恐れがあります。

       

       

      完全な封じ込めはもう難しいのですから、そこまで詳細な情報公開はやりすぎかなあ、と思います。それ以前に、個人が感染するかは運によるところが多いのですから、1人1人が感染者を責めない気持ちを持ってほしいと思います。

      2020.04.19 Sunday

      個人防護具の提供

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        金曜日、いなべ医師会を通して、三重県備蓄の個人防護具をいただきました。

         

         

        手袋2セット、N95マスク1個、ガウン1個、フェイスシールド1個という内容でした(ガウンについては、医療用ではなく類似の代替品)。いなべ医師会所属の全診療所に1セットずつ配布しているとのことです。

         

         

         

         

        最近のニュースで医療機関で防護具の不足が盛んに報道されています。マスクもそうですが、特にガウンとフェイスシールドが足りないそうです。そのため、ガウンは布製のものではなく、ビニルのような簡易版、カッパなどで代用しているところも多いようです。

         

         

        特に病院では多く使用されており、自分もいなべ総合病院での外来で、発熱や呼吸器症状の患者さんに対しては、これらを装着して診察にあたっています。

         

         

        一方、在宅医療でもときに発熱の患者さんがいますが、明らかにコロナではない原因が疑われたり、家族や訪問系の介護・医療関係者以外の接触が少ない人が多いため、今のところ標準予防策を徹底のうえ、ガウンやフェイスシールドは使わずに診察しています。ただ今後、感染可能性の高い人が出入りしていたと聞くような場合は、利用することになるでしょう。

         

         

        といっても当院も防護具を多く持ち合わせているわけではなく、気軽に使うことはできません。どのような人に使うのか、厳密に考える必要がありそうです。

         

         

        現状、コロナウイルス感染症の治療に当たっている病院は大変忙しいと思いますが、そうでない一般診療所は、患者さんが少なくなりむしろ余裕がある状態と思われます。これらの防護具も、まずは必死に頑張っている病院へ集中して配給いただいてもよかったかもしれませんね。

         

         

        なかなか感染は収束しないと思いますが、なんとか感染者発生のペースを送らせて、不足の事態とならないよう願っています。

        2020.04.15 Wednesday

        布マスクの配給

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          先週土曜日、厚生労働省から布マスクが10枚送られてきました。

           

           

           

           

          同封の用紙によると、介護施設や障害者施設、保育所、放課後児童クラブなどのマスク不足解消を図るため、再利用可能な布製マスクを国が2000万枚購入し、利用者・従業員1人に1枚はいきわたるよう、配布されたということです。おそらく、ちかく各家庭に2枚ずつ支給されると言われている代物と同じなのでしょう。

           

           

          自分も毎日マスクを装着していますが、使い捨てタイプで、布マスクは持っておりませんでした。再利用できるということに価値があり、大変ありがたいです。詳しく見ると内部は布が5重になっているのですね。

           

           

           

           

          早速利用していますが、使い捨てマスクより、ずいぶん小さ目。鼻や口がずれ出そうになり、人によっては「アベノマスクだね」と声をかけてもらえますよ。

           

           

          同封の用紙に、洗濯方法が書かれていました。

           

           

           

          • 衣料用洗剤で、もみ洗いではなく、軽く押し洗いする
          • 十分にすすぐ
          • 乾燥器を使わず、自然干しする

           

           

           

           

           

          2020.04.13 Monday

          医療関係者の感染対策

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          ここ最近は、医療従事者のコロナウイルス感染が盛んに報道されています。今回4月7日、国立感染症研究所等が作成した「新型コロナウイルス感染症に対する感染管理」が改定されたということで、医師会より注意喚起とともに、抜粋をFAXいただきました。確実に順守すべき考え方であるので、まとめてみます。

           

           

          まず、医療関係者がCOVID-19に感染先としては次の3つが挙げられる。

          • COVID-19に感染している、もしくは疑われている患者を診察しての感染
          • COVID-19に感染しているとは疑われていない人を診察しての感染
          • 診察は関係なく、ふだんの従業員間の接触や、日常生活の中での感染

           

          個々の例の対応を詳しく見ていくと・・

           

          「COVID-19に感染している、もしくは疑われている患者を診察する場合」

           

          ・標準予防策(患者および周囲の環境に接触する前後には手指衛生を行い、血液・体液・粘膜などに曝露するおそれのあるときは個人防護具を用いること)に加え、接触・飛沫予防対策を行う。

           

          ・診察室は個室が望ましく、陰圧室でなければ十分に換気を行う。

           

          ・鼻咽頭ぬぐい液を採取する場合は、マスク、ゴーグル、長袖ガウン(不足の場合はエプロン)、手袋を装着すること。

           

          ・特に気道吸引など、エアロゾルが発生する可能性のある手技は、より強度なN95マスクなどを装着する

           

          ・一般職員(受付など)も標準予防策を徹底する。

           

           

          COVID-19と疑われていない患者を診察する場合」

           

          ・外来の待合室では、発熱・呼吸器症状を訴えている患者と、そうでない患者どうしが一定の距離をとれるように配慮する。同時に発熱・呼吸器症状の患者どうしも一定距離を空けられるようにする。

           

          ・特に呼吸器症状を訴えている患者にはサージカルマスクを装着させる。

           

          ・発熱、呼吸器症状が強い患者に対しては、迅速に隔離し、状況に応じてPCR検査の施行を検討する。

           

          ・医療従事者はふだんの標準予防策を徹底する。

           

          「市中や医療従事者間での感染対策」

           

          ・高リスクな3密環境を徹底的に避ける

           

          ・事務室でも密集を避けて換気をすること。

           

          ・集団での食事もリスクあるものとして、意識すること

           

           

          そして仮に、感染者が出てしまった場合・・

           

           

          「医院の関係者が感染者であった際」

           

          院内の消毒を行ったうえで、濃厚接触者を特定する。一律に閉鎖を考慮するのでなく、患者発生状況、疫学的調査を踏まえ、保健所と相談の上、対応を決定する。

           

           

          ということでした。上記は外来診療に向けての言及が多いですが、在宅医療でも同じように応用できそうです。確実に行動に移していかなければなりません。

           

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