2020.01.20 Monday

閑散期

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    年明けから早くも20日も経過しました。昨年末〜正月にかけて、お亡くなりになったり入院される患者さんが多く、どんぐり診療所も担当患者さんがかなり減ってしまいました。

     

     

    ということで、12月上旬にくらべ、かなり余裕ある時間を遅らせていただいております。この週末も患者さんの呼び出しが皆無で、しっかり休日を満喫させていただきました。

     

     

    聞くと、いなべ総合病院や日下病院も閑散期であるようで、病床に余裕があり入院を積極的に受け入れているそうです。同じく、いくつかの訪問看護ステーションでも余裕があるそうです。

     

     

    原因としては、年末年始は病院の外来や事務機能が停止するため、病院もクリニックも新規患者さんの受け入れが無くなるというのが大きいでしょうね。正月が明け、いなべ総合病院の自分の外来にもそれなりに来てもらっていますし、どんぐり診療所も紹介をチラホラいただいております。

     

     

    実際、こちらのグラフを見ると、冬は夏にかけて1.4倍ほど多くの人が亡くなっており、これから重症の患者さんが多くなりそうです。そう考えると、今のうちにゆっくりしておこうと思います。

     

     

    2020.01.05 Sunday

    余命の推測

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      昨日のブログでは、2019年、家・施設など住み慣れた場所でそのまま亡くなった方が58人であったことを報告しました。

       

       

      それでは、この58名のうち、本人も家族も穏やかに最期を迎えられたケースはどれくらいであったろうか、と振り返ってみました。

       

       

      穏やかであるための一つの指標として、患者さんの余命をイメージしながら、その時期に応じた対処ができているか、というものがあると考えます。患者さん自身に対して、投薬や処置を通して症状を緩和できているか、そして家族に対しては余命の説明をすることで、看取りに対して覚悟を深めてもらえているか・・。

       

       

      特に家族にしっかりと理解してもらえるよう、自分としては余命が1か月程度になった時点と、1週間程度になった時点の2回はしっかり説明しておきたいと思っております。

       

       

      これを踏まえ58名をカルテ上で振り返ってみると、「余命が1〜2週間程度の可能性がある」と説明していたのは39名でした。ちなみに余命1週間と伝えても、1か月生きる人がいたりと外れることも多いですが、今回は説明さえしていればOKとしました。この説明をしていれば、家族は「もしかしたら今日亡くなるかも」という覚悟を持ちやすく、死を受容しやすいと思います。

       

       

      次に、「余命が1週間程度の可能性がある」とは説明はしていなかったが、「1か月程度の可能性がある」と説明していた方は7名。この場合、「余命1か月以内と聞いており、悪いとは思っていたが、今日亡くなるとは思わなかった」と言われる方も。

       

       

      そして、全く余命の説明をしていなかった方は12名でした。この場合、家族はびっくりして、なかなか受け入れられない人が多くみられます。

       

       

      この中には「肺炎に対して抗菌薬治療を行い、大丈夫だろうと思ったがダメであった」、「なんとなく弱っていたのは知っていたけど、そこまでとは思わず家族に説明していなかった」という反省すべきケースもありました。(いずれも、「悪化しても最期まで在宅で良い」と家族に確認していたケースでした)

       

       

      一方で「元気で普通に生活していたけども、食事を詰まらせて呼吸が止まった」、「元気だったのに突然、吐血した」、「朝、家族が見に来たら冷たくなっていた」という予見が難しいケースもそれなりにありました。

       

       

      今回の集計を通して、「誰に対しても、余命を推定しながらスムーズな準備ができるとは限らない」ということが分かります。誰に対しても余命を短めに伝えておいたり、考えられる全ての事態を説明しておけば責任逃れすることはできます。しかし、これでは余計な不安を抱かせてしまうことになります。

       

       

      結局は、人様の余命をしっかり推定できるわけがなく、どんな出来事が起こってもいいように備えておくこと、そして家族の性格にあわせてほどよい説明をしておくことが大切なのかな、と感じました。

      2020.01.04 Saturday

      2019年の振り返り

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        正月も終わり、今年も始動が近づいてまいりました。その前に、2019年のどんぐり診療所の実績を振り返っておきます。

         

         

        新規受け入れ患者さんは124名(前年105名)、契約終了患者さんは92名(前年69名)と、共に増加しました。

         

         

        受け入れ患者さんの病気のうちわけは以下のようになります。

         

         

         

         

        前年に比べて悪性腫瘍の患者さんが4%増えました。近隣の病院からも、「癌でも診られる在宅診療所」とより認識していただいた結果でしょうか。一方で、骨折・筋力低下の患者さんも増えており、いわゆる病気というよりは加齢により衰弱した患者さんも増加しております。

         

         

        続いて、契約終了患者さんの転帰は以下の通りです。

         

         

         

         

         

        死去された方で、家や施設でそのまま亡くなられた方は67%にとどまりました。前年は84%でしたので、大きく低下しました。

         

         

        患者さんや家族に「こいつらには任せられない。もう入院しよう。」と思われたのかもしれません。その点は改善すべきですが、一方で近隣に快く入院させてくれる病院があるというのも要因だと考えています。

         

         

        地元の2大病院、いなべ総合病院、日下病院には、急な入院依頼にも拘わらず快く受けいれていただいております。夜間や休日でも同様で、かなり無理をしてくれているかもしれません。両病院とは本当に良い関係性を築かせていただいているように思います。

         

         

        ということで、今年も病院にお世話になりながら、患者さんが望む”最期の場所”を叶えられるよう活動していきたいと思います。患者さんや関係者の方々、よろしくお願いいたします。

        2019.10.13 Sunday

        台風一過と農園

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          台風が通り過ぎた本日は、風は強いものの、暑いくらいの快晴でした。

           

           

           

           

          ただ、全国では堤防が決壊するなど、浸水被害に遭っている場所が多くあります。ネット上に、北勢地域の洪水浸水想定図がありました。いなべ地域はさすがに山側の地域にあるので、浸水するとしても員弁川沿い程度、軽く済みそうですね。

           

           

           

           

           

          むしろ、こちらの土砂災害の方に注意が必要です。茶色い部分が危険なエリアです。

           

           

           

           

           

          さて日が陰った午後、久しぶりに農園に行ってきましたが、キャベツやブロッコリーなど、一部の株が傾いていました。本当は土を寄せるなど、補強すべきだったのですが。

           

           

          それ以外は、ネットをかぶせていたこともあり、大きな被害は無いように見えました。前回、白菜などが「ダイコンハムシ」に食べられ、穴だらけになっていましたが、殺虫剤の効果があったようで、それ以上の拡大はありませんでした。

           

           

          白菜とカリフラワー

           

          ダイコン

           

          ただ聞くと、一見被害がないように見えても、強風で作物に目に見えない傷ができており、カビや細菌が感染しやすい状態になっているそうです。感染予防のため銅製剤を、さらに疲労回復に肥料を追加すべきとのこと。注意して見ていきたいと思います。

           

          2019.10.12 Saturday

          台風襲来

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            台風が近づくにつれ、夕方からいよいよ風が強くなってきました。昼頃までに通常の訪問診療が数件ありましたが、幸い問題なく終えられました。

             

             

            石ぐれトンネルは通行止めになっていました。

             

             

            一部のお店は朝から休業となっていましたが、普通に営業しているお店も多数。みんな頑張っていますね。診療所そばのオークワでは、こんな日でも相変わらずの品ぞろえ。夕食はもちろん、調理する必要のない缶詰も備蓄用に買っておきました。

             

             

            それにしても、病院や施設では、変わらず人が働いています。ある老人ホームでは、従業員に出勤させると危ないので、代わりに管理者が昼も夜中も働くのだそうです。その点、家で待機できる訪問診療所は恵まれていますね。

             

             

            さて今のところ、近辺で災害は起こっていませんが、特に停電が起こると、医療機器に問題が起こるので心配です。大丈夫でしょうか・・

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