2020.02.12 Wednesday

点滴棒のレンタル

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    在宅医療の患者さんは、自宅でいろいろな福祉用具を利用しています。電動ベッド、マット、手すりなどが多いと思いますが、その中に点滴棒を利用する人がいます。

     

     

    在宅の患者さんは寝たきりの人が多いので、それほど頻度は多くないのですが、点滴や尿カテーテルなどの医療器具を利用している人が、屋内を歩きたい場合に必要とされます。

     

     

    点滴セットはもちろん、接続中の医療器具を棒につるし、車輪をすべらせるだけなので、歩行が格段に便利になります。足がふらつく場合は、しがみついて転倒防止にもなり、歩行器のような役回りにもなります。

     

     

    さて点滴棒は、介護保険のサービスでは購入・利用ができません。ただレンタルならば、実費でも1500円/月ほどと、それほど高くはなりません。ちなみに、ネットによると購入に1万円程度かかるようです。

     

     

     

     

    とても便利な点滴棒ですが、階段や段差の上り下りは難しいというデメリットがあります。そんな場合は、点滴バッグやルートを収納できるリュックサックも販売されており、そちらを利用するのがよいと思います。

    2020.01.14 Tuesday

    紙とCDの裁断

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      当院はペーパーレスに力を入れており、紙の文書が出た際はスキャナーでクラウド上に保存し、廃棄するようにしています。結果、紙がほとんど残りません。ただ患者さん関係の文書が多いので、シュレッダーで裁断してからゴミ袋へ投入しています。

       

       

      紙を捨てるといっても、1日あたり数枚であることが多く、開業時に購入した小さいシュレッダーで困ることはありませんでした。

       

       

       

       

      しかしこの年末、レセプト確認用紙が大量に貯まっており、処理する必要があることに気づきました。1年分ともなればけっこうな量で、数枚ずつ手差しで裁断していると何時間もかかりそうです。庭で燃やしてやろうかとも思いましたが、もちろん野焼きは禁止されています。

       

       

       

       

      ということで、もっと大量に素早く裁断できるシュレッダーを購入することに。そしてAmazonで購入したのがこちらです。「アイリスオーヤマ AFS-150C-H GL」28800円。1回で150枚もの紙を裁断できるとのことです。

       

       

       

       

      実際に100枚以上の紙をセットして、スタートボタンを押してみました。

       

       

       

       

      ”ウイーン”と音はしますが、うるさいというほどではありません。7分ほどかかって音が鳴りやみ、ダストボックスを確認すると、しっかり粉々になっていました。800枚を34秒で裁断できるという内閣府のシュレッダーには及びませんが、大量の紙をセットして待っておくだけでよいので楽ちんです。

       

       

       

       

      ちなみにCDは3枚におろしてくれます。

       

       

       

       

      どこの事業所でも紙はたくさん出ると思うので、みんなどうしているのか気になりますが、知り合いの事業所では不要な紙を機密文書廃棄業者に引き取ってもらっているそうです。ネットで調べると、段ボールいっぱいに紙を詰めても2000円程度。それほど負担ではなく、こちらでも良さそうです。

      2019.11.19 Tuesday

      豊田トライクの新感覚モビリティ

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        土曜日の、いなべ暮らしの保健室「防災まつり」。数々の展示がありましたが、その中でも興味をそそられたのが、”豊田トライク”という会社の自転車・・というか今の時代、”モビリティ”と言うそうです。一風変わった、電動で大きな荷台がある3輪車です。

         

         

         

         

        日常でも使えるようですが、今回は災害時に役に立つ車両として展示されていました。このモビリティで、車が入っていけない狭い道や、瓦礫の上を進入し、救援物資を運んだり、負傷者を連れ帰ってくることが可能です。

         

         

         

         

        大きな荷台スペース、担架や座席をつけられる汎用性もありますが、一番のポイントは前輪の位置が柔軟に上下するところでしょう。左右の段差で片方が浮くことなく、安全に走行可能です。

         

         

         

         

        実際に、座席に乗せてもらいましたが、段差で揺れることも全くなく、とてもよい乗り心地。子供たちも4人いっぺんに載って、乗り心地を楽しんでいました。

         

         

         

         

        正式価格は298000円と書いてありますが、実売は20万円弱とのこと。電動車いすよりは安いですし、そこまで高くない印象です。

         

         

        もちろん、たくさんの荷物が載るので、日常や仕事でも役立ちます。この自転車ならバッグを積んで、そのまま往診に行けてしまいますね。

         

         

         

        2019.11.09 Saturday

        過活動膀胱と便利器具

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          ここからが学会で見てきた便利器具の紹介です。

           

           

          頻尿があると過活動膀胱である可能性があるのですが、判断に特に有用なのが、尿の量を調べるということです。強い尿意があるにも関わらず、尿の量が少なかったら過活動膀胱である可能性が高いのです。

           

           

          そして尿量を実際に評価するのに役立つ器具の一つが、この超音波装置「BVI 6100」です。お腹の上から膀胱をめがけて当てると、5秒で数字が現れます。器具が自動で膀胱内の容量を計算してくれるのです。そしてポイントは実際に膀胱にたまっている尿量が分かるということ。

           

           

           

           

          出した尿を紙コップにためて量を測ってもいいのでは、と思われるかもしれませんが、膀胱にたまった尿を全て出し切れない人もいます。そういう病気もあるわけです。

           

           

          とういことで、過活動膀胱であるか判断するには、実際に膀胱にたまった量を測定するのが有効ということで、とても便利な器具だと思います。ただ、お値段80万円だそうですが・・・。

           

           

          そしてもう一つが、尿量を測定できる便器「尿流量測定装置フロースカイ」。実際に出た尿の量が計測できるというトイレです。先ほど触れたように、外に出た尿の量を測っても過活動膀胱であるかはっきりは分かりません。ということで、過活動膀胱に限らず、前立腺肥大症など他の病気を調べるうえでも役に立ちます。

           

           

           

           

          実際、尿の量だけでなく、尿のスピードであったり、座ってから何秒後に出始めたか(「ためらい時間」というそうです)なども計測でき、そして毎日記録することができます。

           

           

          ちなみに、ふつうのトイレにこの機能を付け加えることはできず、最初から設置する必要があります。その費用は200万円とのこと(普通のトイレは20〜50万円)

           

           

          今はとても便利な器具があるのだなあ、と思いました。しかし、なかなか高価で、泌尿器科が専門でなければ、購入するのは気が引けてしまいます。

          2019.11.08 Friday

          過活動膀胱と便利器具

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            先日、大原事務長が泌尿器学会へ行ってきたのでと、最新の知見を教えてくれました。その中でも興味深かったのが、過活動膀胱の診断を助ける器具たち。

             

             

            そもそも過活動膀胱というと、急に尿意を催し失禁してしまったり、頻回にトイレに行きたくなるという症状が有名です。40歳以上の8人に1人が罹患し、その割合は加齢とともに増え、80代では40%がそうだとも言われます。高齢者は頻尿の人が多いと言われますが、過活動膀胱は大きな原因の一つであります。

             

             

            なぜこんな症状が出るのか、という理由を一言で言うと、「膀胱が膨らみにくくなるから」。尿をためておく膀胱が十分に広がらなくなるので、少し尿がたまるとパンパンになり、すぐに出したくなってしまうのです。

             

             

            それでは、なぜ膀胱が膨らまなくなってしまうのか・・・これは、加齢で膀胱が固くなってしまうということもあれば、脳や神経の障害で膀胱を広げようとする刺激が届かない・・などいろいろな原因があります。まあ、いろんな要因が過活動膀胱につながるからこそ、高齢者を中心に多くの人が経験するのだとも言えます。

             

             

            そして過活動膀胱と分かったときの治療法ですが、膀胱の緊張や収縮を抑えるような薬もありますし、おしっこを我慢して膀胱を拡げるという原始的な方法も・・。でも結局、すっぱり治すのは難しい病気と言えます。

             

             

            便利器具については・・明日の記事で

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