2020.07.02 Thursday

オキシマイザーペンダント

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    本日は酸素濃縮器に接続する、オキシマイザーペンダントという器具を業者さんより紹介いただきました。

     

     

     

     

    在宅医療でも、肺や心臓の病気で酸素濃縮器を使っている人がたくさんいます。しかし、使用しても酸素が足りずにしんどい、という方もときにおられます。対策として、酸素濃縮器を2台接続することがあります。

     

     

     

     

     

    一方、今回のオキシマイザーペンダントも有用な手段となりえます。これは病院でも使われるリザーバーマスクと同じ構造。チューブの途中にリザーバーというスペースがあり、自分が酸素を吸わない時期は、こちらに酸素がたまり、次に吸う際にその分の酸素も一緒に吸えるというしくみ。同じ酸素の流量でも、たくさんの酸素を吸えるわけです。

     

     

     

     

    病院で使われるリザーバーマスクの鼻バージョンともいえます。ただリザーバーマスクの場合は、袋を膨らませるためにかなり高用量の酸素流量が必要となるため、在宅での酸素濃縮器に対しては使えません。対して、鼻用のオキシマイザーペンダントならば、リザーバーの部分が小さいため在宅での濃縮器でも使用することができるというわけです。

     

     

    結果、在宅でも、少ない酸素でたくさんの酸素を吸えるようになります。逆に、同じ酸素濃度を実現するにも、少ない酸素流量で済むというわけで、説明書にはこのような換算表が載っていました。

     

     

     

     

    理論上、半分程度の酸素流量で済む・・のでかなり効果的!しかし、詳しい人に聞くと実際はそこまでの効果はないという話も。それなりに酸素を必要とする人は、口呼吸になっていることが多く、口と鼻の両方にかぶせるリザーバーマスクほどではないと・・

     

     

    それでも効果があることは確かなので、必要とする方におススメしたいと思います。

    2020.06.16 Tuesday

    おしゃべりけんちゃん

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      先日、患者さんのお宅へ訪問すると、隣にぬいぐるみが並んでいました。かわいい男の子でしたが、患者さんはたいそう気に入っているようで、しきりに話しかけておられました。

       

       

       

       

      これは「おしゃべりけんちゃん」という商品で、音声が何種類も収録されており、ときにこちらの音声を認識して答えを返してくれるというもの(ホームページ)。実際に6歳児の声が収録されているので、見た目と相まってとてもかわいらしく感じられます。患者さんからすると、まさに孫と一緒にいるように感じられるのかもしれません。

       

       

       

       

      自分も話しかけてみましたが、「今、何時?」と聞くと「○○時○○分」としっかり答えてくれました。「歌って」とリクエストには、実際に動揺を歌ってくれました。なんでも、持ち歌は66曲もあるそう。話しかけなくても、10分毎に独り言を言って、場を和ませてくれるようで独り言も370パターンあるとのことです。

       

       

      今、流行りのAIスピーカーを応用したものですね。高齢者の方がスピーカーを操るというと、ハードルが高いように思いますが、このようなシンプルでかわいい仕様にすると、問題なく利用できますね。

       

       

      自分が子供のころも、音声が出るぬいぐるみはありましたが、音声の種類は3種類くらいであったように思います。この分野はまだまだ進化途上と思われ、さらに3年くらいすれば、どんな内容でも会話を続けられる人形が登場するかもしれません。寂しくて鬱になったり、認知症が悪化する高齢者に対して、かなりの予防効果がありそうな気がします。かなり有望な分野ではないでしょうか。

      2020.06.07 Sunday

      尿道カテーテルのフタ

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        さて、引き続き尿道カテーテルのネタですが、先日、「DIB(ディヴィ)インターナショナル」という企業より、「DIBキャップ」という製品のサンプルをいただきました。これは尿道バルーンカテーテルの途中にキャップをして、身動きしやすくするもの。ある患者さんから要望があったので、ネットで調べて依頼したのです。

         

         

         

         

        ちなみに「ディヴィインターナショナル」という会社は、この尿道バルーンカテーテル関係の他にも、末期癌など疼痛コントロールのためにバルーンに薬液を詰めて持続注入するといった、バルーンを用いた技術を得意にされています(ホームページ

         

         

        通常、尿道カテーテルの先には、尿をためるバッグを接続しているのですが、このまま移動すると、持ち運ぶのがなかなか大変。多いと1kg以上の重さになりますし、長い管がからんでしまうこともあります。

         

         

        これに対して、尿バッグを外したところでこのDIBキャップをはめると、とても身軽になり移動が随分と楽になります。お風呂に入る際も、バッグを引き連れて浴槽に入るのが普通でしたが、このキャップで負担が減ります。

         

         

         

         

        磁石を用いたフタのため、一度装着すると軽い力で開け閉め可能。通販でも購入可能で、1個1100円ほどになります。

         

         

         

         

        懸念されるのは、このような人工物を長く使用していると菌が繁殖し、一度体の外に出た尿が、はずみで膀胱に戻った際に菌が体に入ってしまうというもの。細菌感染を起こしてしまう恐れがありますが、ときに掃除をすることで清潔に保つことができるとのことです。

         

         

        適切に扱えば、便利なグッズだと思われます。要望がある方に、試していただきたいと思います。

        2020.05.16 Saturday

        非接触アイテム「アンタッチャプル」

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          昨日は「いなべ暮らしの保健室」の皆さんと意見交換を行いましたが、帰りがけに素敵なプレゼントをいただきました。コロナウイルス感染予防に多いに役立つ、非接触アイテム「アンタッチャプル」というものです。

           

           

           

           

          保健室のメンバーが100円ショップなどの材料を元に自作されたとのことです。これがあれば、ウイルスが付着していそうな、ドアノブやボタン、はたまたスマホにも触れなくても済むという優れもの。

           

           

           

           

          構造としては、バッグハンガーの一部を削ってゴムを差し込み、アルミシートが貼り付けてあります。実際に使ってみましたが、思った以上にしっくりきます。ドアを開けたり、蛍光灯のボタンを押したりするのもスムーズですし、スマホも感度100%ではありませんが、すんなりと操作できました。

           

           

           

           

          ちなみにアルミの銀紙がついている理由はというと、スマホやATMのタッチ操作は電流を介して反応するため、このような金属部分が必要とのことです。

           

           

           

           

          「アンタッチャプル」は旭川医科大学病院の医師の先生が考案したもので、テレビでも紹介されているそうです。暮らしの保健室でも多数作成し、これから医療機関などに配るとのこと。ちなみに同様の既製品を通販でも購入できますがどれも1000円を超えるようで、このように手作りすれば300円ほどで作成可能です。詳しい作り方はこちらのホームページを参照してください。

           

           

          今の時期には役立つアイテムで、大変ありがたいです。今後、使いこなしていきたいと思います。

          2020.05.14 Thursday

          跳ね上げ式手すり

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            先日、ある患者さんのお宅へ伺うと、真横に伸びた棒が玄関を通せんぼしていました。

             

             

             

             

            これでは中に入れないと思いきや、棒を持ってみると上に折れ曲がりました・・。これで通ることができます。

             

             

             

             

            思い返せば、以前バディという支柱タイプの介護用品を紹介しましたが(その際の記事はこちら)、この支柱からバーが横に降りてくるという造りになっています。

             

             

            これは可動式の手すりとして利用されているもので、玄関に接した廊下を移動する際、玄関の部分は壁がなくなるため普通なら手すりが設置できないのですが、可動式なら利用できるわけです。同様にトイレのドアなど、何もない空間の前に手すりを設置可能となります。

             

             

            床に天井に“つっぱり棒”をはさむようなものなので、壁にくぎで打ち付ける必要もなく、簡単に取り付けられるのもメリットです。

             

             

            ネットで調べてみましたが、バディー(クロスバー跳ね上げ式)という製品と思われます。小売価格70000円程度で、介護保険を利用して1カ月あたりおよそ4000円でレンタル可能(介護保険利用で1〜3割負担→400〜1200円/月)とのこと。なかなか使える器具ではないでしょうか。

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